PMSに効果のある薬について知りたい!

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PMS症状の改善や緩和に効果の期待できる薬はいろいろあります。例えば、頭痛や腹痛、腰痛など身体的症状で痛みがある場合は痛みを抑える薬や、またPMS専用の薬を服用することが効果的だし、痛みというより身体全体の不調、冷えとかむくみなどなら漢方薬もありです。

なんとなく生理前は疲れやすいなぁ、お肌の調子が良くないなぁと感じる程度ならサプリメントで様子を見るのもよいですね~。ということでPMS、月経前症候群と薬について詳しく見てみましょう。


1) PMSの処方薬、漢方薬、ピルどれがいいの?
2) 生理前のだるい、重いを薬でどうにかしたいなら
3) 生理前の頭痛、腹痛を薬で抑えたい人
4) PMSを市販薬で改善したいなら
5) イライラや落ち込み精神的症状が強い人
6) PMS対策の薬の副作用について
7) PMSの薬を服用、こんな人は慎重に!
8) 生理前症候群の薬って保険が使えるの?

PMSの処方薬、漢方薬、ピルどれがいいの?

PMSに良い薬には病院で医師からもらう処方薬、「ピル」「向精神薬」「漢方薬」などが挙げられます。どれがいいとは一概には言えませんが、婦人科を受診した場合、PMS対策に用いられるのは低用量ピルが多いです。これを飲んでいると卵巣ホルモンの変動を抑えることができるのでPMSの症状が緩和されるという仕組みです。

ピルについての詳細はこちらのページへ。
⇒PMSにピルが効く? もっと知りたいピルのこと!

ピルを飲めない人や、避妊を考えていない人には漢方薬、精神的な症状が強いなら「向精神薬」を処方されることもあります。病院にかかるほどではないという人は市販薬やサプリメントで対策する人も多いです。
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生理前のだるい、重いを薬でどうにかしたいなら

漢方薬での体質改善もいいと思われます。ホルモンバランスという点で漢方薬もPMS治療法としてよく用いられています。西洋薬と違って漢方は体質改善という方法で効果を出していくので即効性はないものの人によってはじんわりと効能が感じられるといわれています。

ですので痛みを取るというより全体的にだるい、モヤモヤする…といったPMS症状には漢方を試してみるのもよいでしょう。PMS症状には、「当帰芍薬散」「桂枝茯苓丸」などがよく処方されます。

もっと詳しく漢方薬について知りたい人は

⇒PMSに効果のある漢方薬って? 是非知っておきたい漢方について
 
 
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生理前の頭痛、腹痛を薬で抑えたい人

ピンポイントで痛みを緩和する市販の薬、鎮痛剤を使う人も多いでしょう。
鎮痛剤だと有名な「バファリン」「EVE」などがありますね。痛みを抑えることで生理前の不調を乗り切れるのであれば市販薬でも十分に対策になります。市販薬は処方薬と違って薬局で購入できます。

しかし市販薬といっても医薬品ですから、薬機法により薬によっては薬剤師と相談しないと購入できないもの、また登録販売者のいる薬局でしか購入できないものありますので注意しましょう。

市販薬は処方薬より副作用のリスクは軽減しますが、あくまでも医薬品なので用量や処方はルールを守って飲みましょう。

こちらのページでは市販薬についてさらに詳しく紹介しています。
⇒市販薬でのPMS治療について看護師さんに聞いてきました!
 
 
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PMSを市販薬で改善したいなら

PMS改善の薬として日本で初めて承認されたゼリア新薬の「プレフェミン」という市販薬があります。この薬はチェストベリーというホルモンバランスに作用してPMS改善に有効な西洋ハーブのエキスを取り入れたお薬です。

こちらのページではPMS市販薬プレフェミンについて紹介しています。
⇒プレフェミンとルナベリー、どっちがいいの?
 
 
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イライラや落ち込み精神的症状が強い人

「向精神薬」が必要かもしれません。精神的な症状があまりに辛い場合はPMDDかもしれません。心配な場合は心療内科の受診も検討してみてください。

こちらで簡易チェックできます。

⇒PMDD診断チェックリスト

 
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PMS対策の薬の副作用について

薬と副作用は切り離せないといえますね。でも「薬」と呼んでいるものにも副作用とはほぼ無縁のものもあります。まず処方薬&市販薬はいわゆる西洋薬なので副作用は人によって出る傾向はあります。

ピル吐き気、頭痛、乳房の張り、太りやすい
漢方薬生薬によって血圧上昇、かゆみ、など
市販薬発疹や赤み、経血量の増加など
サプリなし、アレルギーなどは注意

ピルは副作用が多いと思われがちですが、PMS治療としての低用量ピルは大幅に副作用が減少しています。また市販薬の場合はピルよりぐんと副作用の心配は低くなりますが、医薬品なので服用にあたっては説明書を守ることが大切です。

漢方薬は副作用がないと言われていますが、いろいろな生薬を組み合わせて最小限の副作用になる様に配合されているので、人によっては副作用が現れることもあります。

副作用の心配や避妊はしたくないという人は、まず生活習慣を見直しながらサプリメントで足りない栄養を補ってあげるのが良いでしょう。

辛い症状に合わせたPMSサプリメントがあります。なかでもPMS市販薬と同じ成分チェストベリーが摂れるサプリメントが口コミでも評判が良いです。

⇒症状別PMSサプリメントのページ


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PMSの薬を服用する場合の注意、こんな人は慎重に!

PMSの薬はこんな人は服用できません。

  • ・妊娠中の人
  • ・婦人科系の疾患がある人
  • ・ピルを飲んでいる人
  • ・女性ホルモンに作用する薬を飲んでいる

それでもPMS対策をしたい場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。薬に頼る前に生活習慣を見直すとPMS改善につながります。

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生理前症候群の薬って保険が使えるの?

処方薬のピルは保険が効きませんが、低用量ピルの「ルナベル」だけは子宮内膜症に伴う月経困難症の保険治療薬として認可されているため保険の適用があります。ただそもそもルナベル自体が値段が高いので支払額は結局2000円以上くらいになります。

漢方薬は健康保険が適用されるものと保険適用外のものがあり、病院で処方してもらうものなら保険適応です。ドラッグストアで購入する場合は保険は効きません。

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