PMSにピルが効く? もっと知りたいピルのこと!

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生理前の不調、、、PMSってわかってはいるけど、少しでも症状を緩和したいですよね。そこで非常に効果があるといわれているのが「ピル」。
でも服用にあたっては何となく不安だし、そもそも避妊薬じゃないの?って思いますよね。そこでPMS対策としてのピルについて知ってみませんか?


1) ピルの入手方法
2) PMS緩和にピルは効果あるの?
3) ピルの種類
4) 低用量ピルの服用について
5) 低用量ピルとの食べ合わせ
6) 低用量ピルの価格と保険
7) 低用量ピルの副作用・デメリット

ピルの安全な入手方法

まず最初にお伝えしておきたいのがピルの正しい入手方法です。

ピルの市販は日本では禁止されているので、ドラッグストアでは買えません。
医師の診察を受け処方箋を出してもらい処方箋薬局で購入するのが正しい入手方法となります。

ところが、病院に都度赴き医師の診察を受ける時間がない方や面倒だと感じている方に向けて海外のネット通販などを通して日本国外のピルの個人輸入を促すサイトも散見されます。
このような方法で入手したピルは、日本の安全基準を満たしている保証がないので、常用するにはリスクが高いものになります。

そこで、毎回診察に行く時間がない方にお勧めなのが、
オンライン診療サービスでの購入です。

ピルのオンライン診療サービス一覧

 
初診料、低用量ピル料金は税込みです。
サービス名 特長 診察料 低用量ピル料金
メデリピル診察代が無料 0円 2,950円~
スマルナ医師を選べる 1,500円 2,980円~
マイピル初回半額 1,650円 2,690円~
Pills U24時間診察 1,650円 2,673円~
エニピル予約不要 2,200円 2,590円~
クリニックフォア簡単予約 1,650円 2,783円~

もっと早くこのオンライン診療サービスが欲しかったという人も多いでしょう。
待ち時間が無いだけでなく、なんとなく婦人科に足を運ぶのって憂鬱に感じてしまうものですが、オンライン診療なら

  • ・通院不要で待ち時間なし
  • ・自宅のポストに最短翌日に届く
  • ・安全、安心なピルが購入できる

など、いいことづくめです。

最近ではオンライン予約ができる病院ありますが、予約しても診察までに1時間待つのは当たり前。会計してピルを入手した頃にはくたくたになってませんか?まとめて購入するにも最大6シートまでと決まっている婦人科が多いので、半年に1度は通院しなくてはなりません。
その点、オンライン診療は自宅で完結できるので本当に便利です。

ただ便利なだけでなく、きちんと医師の診察を受られて安全なピルが入手できるのです。

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PMS緩和にピルって、本当に効果あるの?

PMSに非常に有効であるといわれています。ピルはホルモン療法ですが、PMS対策に用いられるピルは、低用量ピルなので危険な副作用はほとんどなく使いやすいとされています。現在はPMS治療の最もポピュラーな薬になっています。

ピルときくと避妊のイメージが強いですが、それだけではなく子宮内膜症の軽減にも有効ですし、もちろんPMS(月経前症候群)の改善目的でもよく処方されているんですね。
ではなぜ効果があるのか?そもそもピルの成分は卵胞ホルモンと黄体ホルモンという二つの卵巣ホルモンです。

PMSはこれらのホルモンバランスが急激に変動することで現れます。しかし低用量ピルを飲むことで自然の状態でいるよりも卵巣ホルモンの変動を抑えることができ、それによりPMS症状が改善されるというわけです。
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ピルにはどんな種類があるの?

認可されている低用量ピルはメーカー別で13種類ありますが、名前が違うだけで同一成分のものもあって現在販売されている低用量ピルは実質4種類です。またそれぞれ21錠タイプと28錠タイプがあります。ピル通販最安値.comの「低用量ピル人気ランキング」によると、

  • トリキュラー
  • 日本で一番よく使われているピルで、 低用量ピルを使用している日本人女性の40%以上から支持されています。
  • マーベロン
  • PMSの症状として、ニキビが現れているなら、マーベロンがいいでしょう。皮膚科でも処方されることがある低用量ピルです。副作用として性欲の減退があるとの報告もあります。
  • ヤーズ
  • 今まで、ピルを飲むと気持ち悪く、吐き気がしてくるという人はこのヤーズがよいでしょう。エストロゲン含有量が0.02mgという超低用量のピルなので、エストロゲンが原因で吐き気がする人でも無理なく服用することができます。
  • ノリディ
  • 喫煙者の方は、ピルの一番怖い副作用である血栓症が起きやすいためPMS対策としてもピルを処方してもらえないのが普通ですが、このノリディはミニピルと呼ばれる種類で、タバコを吸う人でも大丈夫なものです。

それぞれ特徴と服用する本人との相性もあるようです。
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低用量ピルの服用について知りたい

低用量ピルは1日1錠、毎日同じ時間に飲むだけですから簡単です!時間は何時でも大丈夫だけど、毎日必ずすることとセットにして飲むといいのです。朝、毎朝の歯磨き・メイク・着替えの前後などの合間に飲んだり、また夜、歯磨きして寝る前に飲むとかが習慣化しやすいです。
ちなみに私は寝る前に歯磨きと終えた後寝る前の水分補給の時に一緒に飲みました。万が一飲み忘れた場合でも、その日の昼や夜飲めるので心配なし!

低用量ピルには21錠タイプと28錠タイプの2種類がありますが、どちらも服用スタートは生理1日目からです。生理開始後、最初の日曜日から飲み始める”サンデースタート”もありますが、1シートを服用して休薬期間を経てまた再開するというパターンです。
ちなみに、28日錠タイプは7錠の偽薬が付いています。これは毎日服用する習慣を維持するために考えられたもので、休薬期間空けの飲み忘れを防止する効果もあるといわれています。どちらでも成分に違いはないので好みの問題ですね。私は21日錠タイプで休薬期間を持ちましたよ!

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低用量ピルとの食べ合わせ、飲み合わせ

低用量ピルは食べ合わせ、飲み合わせに注意が必要な面もあります。効果を十分に発揮できるように、食べてはいけないもの、食べ過ぎてはいけないものに注意しましょう。具体的に以下に紹介します。

低用量ピル服用中に食べすぎてはいけない食材

低用量ピルの服用中に、グレープフルーツやグレープフルーツジュースは大量に摂ると、吐き気などの副作用を強くすることがあります。
副作用が気になる人は、低用量ピルの服用前後には食べないようにするといいでしょう。
具体的にどれくらいの量を食べると起こるかはわかっていませんが、1度に何玉も大量に食べるようでなければ、普段、1回、ハーフカットくらいを食べている分には大丈夫とも言われています。

あまり神経質になると、それがストレスとなってしまいますが、グレープフルーツが食べたいけど、副作用は気になるという人は、グレープフルーツが消化されるのに2時間、低用量ピルが消化されるのに4時間かかるといわれているので、低用量ピルを服用する2時間前までに食べるか、服用後4時間は空けると安心だと思います。

低用量ピルの服用中に飲酒はしてもいい?

お酒は飲んでもOK!! うれしいことに、お酒による影響はないとされています。しかし、低用量ピルは毎日同じ時間に飲むことが望ましいので、お酒を飲みすぎて低用量ピルを服用するのを忘れないようにしましょう。

低用量ピルの服用中に飲んではいけない薬は?

薬局で売っている風邪薬、頭痛薬、胃腸薬などは影響はないとされています。しかし、病院で処方される以下の薬、

  • 低用量ピルと併用をさけたほうがいい処方薬
  • ・結核、抗てんかん薬
  • ・血糖降下剤
  • ・解熱鎮痛剤
  • ・抗生物質
  • ・抗不安薬など

これらは、低用量ピルの効果に影響することがあります。医者にかかるときは低用量ピルを服用中と医師に伝えましょう。

低用量ピル服用中に飲んではいけないサプリメント

また、サプリメントにも注意が必要なものがあります。以下の成分が含まれているサプリメントは低用量ピルの効果を弱めてしまうことがあります。

  • 低用量ピルの効果を弱めてしまう恐れがある
  • ・セントジョーンズワート
  • ・チェストツリー、チェストベリー

単体で売っているものは分かりやすいですが、サプリメントやハーブティーなどに他の材料と一緒に含まれている物もあるので、成分表示をよく見る習慣をつけましょう。
また、PMS用サプリメントの多くに、チェストツリー、チェストベリーは入っていることが多いです。チェストツリーという木があって、そのの実がチェストベリーなので、表記は違ってもどちらも同じです。
低用量ピルを服用中は、PMS用のサプリメントは基本控えたほうがようさそうです。

また、逆に低用量ピルの作用を強めすぎてしまう成分もあります。

  • 低用量ピルの効果を強めすぎてしまう恐れがある
  • ・大量のビタミンC

低用量ピル服用時のビタミンCの摂りすぎは、吐き気などの副作用が強くなることがあるので、副作用が気になる人はビタミンCのサプリメントとの併用は控えましょう。

また、低用量ピルと似た成分のため、副作用を引き起こしやすい成分もあります。
                    

  • 低用量ピルと似た成分
  • ・大豆イソフラボン
  • ・エクオール
  • ・プエラリア

女性ホルモンに似た成分が含まれている大豆イソフラボン、エクオール、プエラリアなどのサプリメントも、副作用が起こりやすいです。

低用量ピル自体も女性ホルモンを含んでいるので、それ以上にサプリメントで女性ホルモンに似た成分を摂ると、副作用が起こりやすくなってしまいます。
なお、大豆イソフラボンは普段の食事で食べる大豆製品の量では問題はありません。

低用量ピル服用中に、サプリメントを併用するときは、医師に確認しましょう。

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低用量ピルの価格は? 保険は効くのかな?

まず低用量ピルは婦人科のある医療機関で処方されるので薬局で買うことはできません。というのも、婦人科で血圧や採血などの検査をしピルを処方しても問題がないかどうかを判断されます。
その場合、ピルは保険適応外なのでお薬代は全額が自己負担となります。PMS治療で使うので保険適応されると助かるんですけどね~(泣)価格は病院によって、またピルの種類によって若干違いはありますが、2000~3000円くらいでしょう。

ピルは通販でも購入できます。通販だと病院での処方よりピル自体がかなり安く、また病院でかかる諸費用が抑えられるので価格はだいぶ低くなります。とはいえ初めての服用などでは先生による慎重な判断があった方がいいんじゃないかな~と思われます。
私もPMS対策として婦人科で処方してもらってましたよ。通販や個人輸入での購入を考える場合は、安全な購入先を選んでくださいね。
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低用量ピルの副作用は?デメリットが知りたい

まずは吐き気がよく見られるようですね。ただこれは服用し始めに多いもので、身体が慣れてくると治まることがほとんどです。私も3シート目あたりですっかり無くなりました。
ただ、身体に合う合わなうがありますからあまりひどい吐き気が続くようなら医師に相談しましょうね。そして体重の増加!これが私は一番心配でした(笑) というのも、低用量ピルを服用すると食欲が出るんですね~。このため若干太るという副作用もあるようです。ただずっと続くことはないので適度な運動とイライラしたストレスをためずに生活しましょう。

他には頭痛がおきることがありますね。でもこちらは鎮痛剤などで治まる程度であれば低用量ピルを続けて構わないようです。
そして低用量ピルの最も重大なリスクは血栓症です。これに関しては服用しながら定期的に検査してもらって慎重に見守るしかないです。またタバコを吸う人はピルは使えません。薬にはメリットデメリットがあるので服用するならルールをしっかり守りましょうね。

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