生理前の口内炎、原因は妊娠?その見分け方と予防法とは

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生理前の口内炎を経験した方は多いかと思います。特に生理前の口内炎はこれって妊娠初期の症状?と、気になる方も多いようです。ここでは生理前に口内炎ができる原因と予防、妊娠初期症状との見分け方をご紹介します。


1) 口内炎が生理前にできる原因とは?
2) 生理前の口内炎もしかして妊娠?!
3) 生理前に口内炎が舌にできた!性病の可能性は?
4) PMSの口内炎の治療方法と予防方法とは?

口内炎が生理前にできる原因とは?

生理前に口内炎ができる原因には様々あると言われています。その理由をご紹介します。

【ホルモンバランスによるもの】

排卵日を過ぎると女性の身体は妊娠に備えて黄体ホルモンの分泌量が増え、卵胞ホルモンの量は減少していきます。このホルモン量が変化することで女性の身体は様々な変化をしていきます。

そうすると皮膚の弱い部分が影響を受けやすくなり、口内炎ができやすくなります。特にこのバランスが乱れていると皮膚が刺激を受けやすくなり口内炎がますますできやすくなります。

【PMS(月経前症候群)によるもの】

生理前になると自律神経のバランスも乱れます。自律神経のバランスが乱れるとPMS症状が強く出現しやすくなります。PMSの症状の一つに免疫力の低下があります。

免疫力が低下すると口腔内の菌が悪さをしやすくなり、口内炎もできやすくなります。また、PMS症状には他にも身体のほてりもあります。

身体のほてりによって呼吸が速迫されたり身体の熱を放散しようと身体が働くため口腔内が渇きやすくなります。
口の中は唾液によって菌の感染を防いでいますが、口腔内が渇いてしまうと菌が繁殖しやすく口内炎ができやすくなります。

【食生活の乱れ】

生理前になると自律神経の乱れによるイライラなどで暴飲暴食をしやすくなります。また、忙しい女性や独身の女性は食事を作るのも面倒くさくなってしまいコンビニやファストフードに頼ってしまう人もいます。この食生活の乱れによって口内炎ができやすくなるのです。
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生理前の口内炎もしかして妊娠?!

妊娠超初期症状の1つである口内炎はホルモンバランスの乱れや免疫力の低下、身体のほてりによるものが理由となっています。通常であれば排卵後約14日間で生理が始まり、黄体ホルモンが減少していくのですが、妊娠していた場合は黄体ホルモンの分泌量が増加していきます。

そのため普段のホルモンバランスと異なることからも口内炎ができやすくなるとされています。また、妊娠により黄体ホルモンの分泌量が増えると身体がほてるようになり、口腔内が渇きやすく口内炎ができやすくなります。さらに妊娠初期症状によって気分不快や嘔気が出現すると食事のバランスも乱れやすくなり口内炎が起こりやすくなります。

このことから、生理前の口内炎と妊娠初期症状の口内炎を見分けるのは難しいですが、実際に妊娠超初期症状をを経験した女性からは口内炎+いつもと違う症状があった時は妊娠していた、普段口内炎ができないのに口内炎ができた周期に妊娠していたなどという意見がありました。

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生理前に口内炎が舌にできた!性病の可能性は?

口内炎ができると性病じゃないの?と思ってしまう方もいるかと思います。性病で出現する口腔内の腫れものは唇の裏、頬の裏側などやわらかいところにできやすい傾向にあり、舌にできることは少ないです。また、口内炎のように赤く膨らむのではなく水膨れのようになったり白っぽくなったり喉の奥が腫れたりします。
ここが性病との見分け方のポイントとなります。
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PMSの口内炎の治療方法と予防方法とは?

口内炎の治療方法と予防方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

【口内炎の治療方法】

口内炎の治療は塗薬を使用することが多いです。近年では張り薬タイプの薬も売られており自身に合ったものを使用することができます。また、医療機関ではプラスしてビタミン剤が処方されることもあります。

【口内炎の予防方法】

口内炎の予防方法で1番重要なのは口腔内の清潔を保つということです。歯磨きやすすぎうがいをこまめに行うことで口腔内の清潔を保てるだけでなく唾液の分泌量を増やすこともできるため予防につながります。

また、規則正しい生活を行うことも大切です。食事では特にビタミンB群をしっかりと摂取することがポイントとなります。さらに睡眠をたっぷりととることで免疫力のアップにもつながります。

日ごろから意識して口内炎対策を行い、口内炎を予防して生理前も快適に過ごしましょう。

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