PMS対策は基礎体温から!表の付け方、見方のコツを伝授

PMS対策は基礎体温から!・・の画像

PMS症状対策をいろいろと模索している女性は多いかと思います。毎日忙しい女性にとってはやはりPMS症状の対策も手軽に行いたいものです。今回は気軽に行えるPMS対策として基礎体温との関係をご紹介します。基礎体温について知り、手軽にPMS対策を行いましょう。


1) 基礎体温をつけるとPMS対策になるの?
2) 基礎体温を付けて、生理前の不調を発見
3) 基礎体温表の見方、グラフでPMS時の体温を知ろう
4) 基礎体温表の作成が面倒ならアプリを活用

基礎体温をつけるとPMS対策になるの?

基礎体温をつけるという方法が本当にPMS対策になるのでしょうか。
PMSは「月経前症候群」という名前の通り月経前に症状が出現するもので生理が始まる約2週間前の黄体期に女性ホルモンであるプロゲステロンの増加、エストロゲンが低下することによって起こるとされています。

基礎体温には低温期と高温気がありPMSが起こるとされる黄体期は高温期となります。高温期は排卵後に起こります。排卵は基礎体温では体温が急降下する時期となります。つまり体温が急降下した後に体温が上がっている時がPMSの出現する時期となるのです。

このことから、基礎体温をつけることでいつPMSが起こるかを予測することができ、具体的な行動がとりやすく、PMS対策になるということなのです。
PMS対策は基礎体温からの目次へ ↑


基礎体温を付けて、生理前の不調を発見

基礎体温は、寝起きの布団の中で計ります。トイレに行ったり、水を飲んだりしてはいけません。基礎体温を付けるのに必要なものはコレ!

  • ・基礎体温計(婦人体温計)
  • ・基礎体温表か携帯アプリ
  • ・ウェットティッシュ

私はこの3つを枕元に置いています。携帯アラームを目覚ましにしているので、忘れない様に「基礎体温」と画面に表示されるようにしていますが、それでも忘れちゃう事もありますよね。

慣れるまでは本当に面倒ですが、基礎体温表やアプリに記録が貯まって行くと、体温の変化から「あ、今の私はこんな状態なんだ!」と分かるので楽しくなってきますよ。

ウェットティッシュは計る前と後に体温計を拭くために置いておきます。口で計りますからね。自分専用とはいえ、清潔にしましょう。

PMS対策は基礎体温からの目次へ ↑


基礎体温表の見方、グラフでPMS時の体温を知ろう

ここで、基礎体温表の見方を詳しくご紹介します。
基礎体温とは起床後まだ活動をする前の体温のことです。朝起床したら寝床に入ったまま体温を測ります。計測する際には婦人用体温計を使用して舌の下で計測します。この方法で活動する前の安静時の体温を測ることで正確な値を出すことができるとされています。

婦人用の体温計を使用することで小数点以下の値を割り出すことができるためより正確な値を出すことができるのです。
基礎体温は低温期、排卵期、高温期に分類され、1か月間測定してグラフ化することで自分の基礎体温や体のリズムを知ることができます。

  • ・低温期
  • 卵巣が排卵に向けて成熟している時期で月経初日を含む14日間、長い人で約25日間となります。この時期の体温は低くなります。
  • ・排卵期
  • 成熟した卵胞が卵子を放出する時期となります。排卵する1日だけ、体温は今までの低温期よりもさらに低い値が計測されます。
  • ・高温期
  • 卵子が放出された後の卵胞が黄体期となり子宮内膜を厚くする時期となります。体温は上昇し、36.5℃を超えることが多くなります。この時期は約14日間続き月経がはじまると低温期に戻ります。排卵後の高温期、生理が始まる前がPMS期間になります。
  • 低温期と高温期ははっきりとしているのが正常となります。女性はその日の体調やストレス、前日の食事内容により体温が前後しやすいため0.3~0.5℃の誤差はあるものとされています。



自分の生理周期と基礎体温の変化、その時の体調の変化を知ることでPMS対策をしていきましょう。

PMS対策は基礎体温からの目次へ ↑


基礎体温表の作成が面倒ならアプリを活用

基礎体温は測って終わりではなく、グラフ化することで初めて自分の身体の状態を知ることができます。グラフ化する用紙は、インターネットでダウンロードすることもできますし、婦人科を受診すれば無料でもらうことができます。しかし、女性の朝はとっても忙しいので、計測だけでも大変なのにグラフを作っていくということは大変ですし面倒な作業となります。

そんな女性におすすめなのがアプリを活用するということです。
アプリでは体温を入力するだけで勝手にグラフを作成してくれます。また、過去の生理日を何回分か登録しておけば自分の生理日から排卵日などをアプリが割り出してくれるため基礎体温と併せてPMSがいつ出現しそうかが分かります。

また、メモ欄もあるためいつどんな症状が出現したかを書いておけば病院を受診することになった時もアプリを起動して見せるだけなので手軽に医師に自分の状況を把握してもらうことができます。
忙しい女性やグラフ作成が面倒な女性はアプリに管理をお任せしてみてはいかがでしょうか。

基礎体温を知ることはPMSを予防するきっかけ作りにもなることができます。いつ頃症状が起こるか自分で把握していればその後の行動もとりやすいものです。ぜひ、自分のことを知るためにも基礎体温をつけてみてはいかがでしょうか。

PMS対策は基礎体温から トップへ ↑