生理前になぜ吐き気? もしかしたらPMS症状かも

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生理前になると決まって吐き気をもよおし、同時にひどい頭痛、めまい、下痢などの症状がでてくる女性は実に多いようです。毎月のこれらの症状って本当につらいですよね。
特に吐き気! 原因は何?そもそもこれって病気なの?いろいろ不安になりますが、もしかしたら女性特有の症状、PMSかも。是非このサイトを参考にして不安を解決しましょう!


1) 生理前の吐き気の原因
2) 生理前の吐き気に摂りたい成分
3) 生理前の吐き気に効く薬は?
4) 生理前の吐き気に効く漢方って?
5) プロスタグランジンの抑制

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生理前の吐き気の原因、PMS?妊娠?病気?

生理前になると強い吐き気が襲ってきて、でも実際に嘔吐することはない・・・ こんな症状思い当たりませんか? ここで本当に嘔吐する場合は、胃腸などまた別の体調不良など病気の可能性も考えられますが、あくまで吐き気というのが大きなポイントです。何のポイント?はい、この吐き気の原因が月経前症候群、つまりPMSの症状として考えられるポイントなんですね。

もちろん、PMS症状でも中にはひどい吐き気で実際に嘔吐する人もいますし、女性の吐き気といえば「つわり」。はい、妊娠の兆候にもありますからね。ではどうやって判断するかというと、どんなひどい吐き気やおう吐があっても生理が始まるとうそのように治まればやっぱりPMSが考えられます。
でもって妊娠なら生理は来ませんし、迷うなら基礎体温を確認してみて高温期が続いていれば妊娠です(#^.^#)

ただ、ムカムカして吐きそうになる感覚はPMSも妊娠もほぼ同じだそうです。安易に判断せず経過をしっかり観察してくださいね。ではPMSって最近よく聞くけど何?ってことですが、簡単にいうと女性特有の、生理前におこる心身不安定になる症状のことです。その症状に、吐き気、頭痛、めまい、下痢、イライラなどがあるのです。

PMSが起こる原因は諸説ありますが、体内のホルモンバランスの変化によって引き起こされいるというのが一般的だそうです。妊娠初期も体内のホルモンバランスの変化が著しくなるので、そういった点では似てますね。


生理前の吐き気の対処法、摂りたい成分

生理前の吐き気など、PMSの症状を緩和し改善するための対処法は生活全般の中で自分でできることも多いです。

食事療法ならまず1日3食を規則正しく食べること。ダイエットだからと無理な食事制限をすると、血糖値の急上昇急降下につながりこれが脳や身体を混乱させてPMSを引き起こす原因になるの食生活を見直しましょう! 

また栄養素の面でPMSをやわらげるには、サプリメントの上手な活用もいいですね。女性ホルモンのバランスを整えてくれる成分や、体を温めて血行を良くする成分を摂るようにしたいですね。

体を温めてくれるものでお馴染みの生姜には、吐き気を抑えてくれる成分があるって知っていましたか?また、生理前に便秘が酷くなって吐き気をもよおす事もあるそうです。その場合は便秘を解消する乳酸菌を摂って吐き気の原因を無くすことも重要!

生理前の辛い時期を乗り越えるには、必要な成分をサプリメントで補いつつ、無理をしないでできる対策を継続することが大切なのです。

吐き気

またツボ療法も東洋医学的にはお勧めです。


生理前の吐き気に有効と言われているツボ
・内関(ないかん)
手の平から肘に向かって指3本分のところにあります
・公孫(こうそん)
足の親指の付け根のへこみから指1本分後ろにあります
※詳しい場所はこちらを参考に ⇒ 吐き気に効くツボの位置(写真で説明)

この2つです。吐き気がきそうな時は予めツボを押しておくといいみたいです。
両ツボとも親指で押します。また耳ツボ療法もあるようですよ!


生理前の吐き気に効く薬は?

PMSでの吐き気は、生理が始まればすっきり治まります。だから我慢しろ?いやいや無理ですからーー!女性は仕事、家事、子育て、その他もろもろやることが多いんだからー!吐き気状態が続くのは絶対に嫌ですよね。

そこで少しでも吐き気を抑える薬はないかと考えます。
まずご紹介したいの薬は「低用量ピル」です。ピルによってホルモンをコントロールすることで、PMSの吐き気やその他、頭痛、めまい、下痢などの諸症状に有効です。嬉しいことにピルを服用して生理がスタートした場合、生理痛も改善するという声もあります。ただし低用量ピルの副作用によって、服用し始めて最初の2ヵ月程度吐き気や気持ちが悪い状態が続くこともあります。カラダに合う合わないもあるので経過を見ながらお医者さまの診断のもと服用するようにしましょう。


生理前の吐き気に効く漢方って?

ピルの効果は多くの人が実感していますが、まだ抵抗のある人も少なくないようです。
そんな人には漢方の力を借りる吐き気対処法もお勧めです。
漢方薬は薬とは違い即効性はあまりないものの、続けることで身体の機能を整え、自分の持っている治癒力を高める助けをしてくれます。PMSには頭痛、めまい、下痢など諸症状ありますが、特に吐き気の症状がある場合は、漢方の考え方で「水滞」が考えられます。「水滞」とは体の中の水分が滞ってむくみやだるさの原因になる不調です。こんな場合に有効な漢方は、


吐き気に有効な漢方薬


・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
・五苓散(ごれいさん)
・苓桂朮甘湯(りゅうけいじゅつかんとう)
・半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)

などがあります。

ただ体質に合ったものを服用しないと効果もないので、専門医や薬剤師さんに相談して使用しましょうね!ちなみに私はかかりつけの女医さんが漢方に詳しかったのでラッキーでした。また特に専門家の意見がいらない気軽さだとサプリメントもいいかな?って感じですね。


生理前の吐き気の対処法、「プロスタグランジン」の抑制

薬以外にも対処法はあります。薬プラスその対処法で対策をしましょう。そこでネックになるのが「プロスタグランジン」。
これは生理前から生理前半までに体内で急激に増える物質で、子宮の収縮をうながして生理の経血を体外に排出しやすさせます。この「プロスタグランジン」の量が増えすぎると生理痛が発生します。また子宮だけでなく胃腸の働きにも影響するため、吐き気や下痢などの症状が出てしまうらしいんですよ。
なのでひどい吐き気を抑えるためにはこの増えすぎた「プロスタグランジン」を上手に抑えちゃうことがポイントなんです!

ではどうすれば抑えられるかというと、身体を冷やさないことが重要!というのも、身体が冷えて血行が悪くなると子宮を収縮させる力が弱くなるので、カラダがこりゃいかん!と反応して子宮をより強く収縮させて血液を子宮外に排出させようと、「プロスタグランジン」をたくさ~ん分泌してしまうんです。ですから生理痛、吐き気など緩和させるためには、身体を温めて血行をよくすることが大切なんです。ゆえに入浴療法は対策としてお勧めですね。ぬるめのお湯にゆっくり入って血行を良くしましょう。お風呂の中でむくみが気になる足などマッサージするのもいいですね!

もっと詳しい説明はこちら
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