生理前の下痢症状が辛すぎ…なんとかしたい!

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「あ~~!!、ト、トイレ~~!」と駆け込む下痢症状、、マジ辛いっす!でもって決まって生理前にってどゆこと?? もしかして、、、。はい、その下痢はPMSが原因の便通トラブルの可能性大です。てか下痢だけではなく便秘まで来ちゃう女性も少なくないのでは?そこで!PMSが原因の下痢、改善の対処法をばっちりご紹介しましょう!


生理前に下痢になる原因は?

「プロゲステロン」という女性ホルモンによる胃腸の収縮が原因と考えられてます。「プロゲステロン」は生理前、つまり排卵直後から卵巣で作られるホルモンで、黄体ホルモンとも呼ばれます。生理前はプロゲステロンの分泌が増えて子宮の収縮を抑えようとしますが、妊娠しないと「プロスタグランジン」という、子宮を収縮させる物質の分泌が始まっちゃうんですよ。で、この「プロスタグランジン」ってのが実は困ったやつで(泣)、子宮だけでなく胃や腸も一緒に収縮させるため、動きが過剰というか過激になり、そして腸の動きが過激になると、便が進むスピードが早くなり、水分が十分吸収されないうちに排泄されるために下痢っちゃうんですね。便秘もきついけど、ところ構わず催す下痢もめっちゃストレスですね。


生理前の下痢症状改善の薬が知りたい。

はい、下痢を引き起す「プロスタグランジン」の生成を抑える鎮痛薬が有効です。市販されている鎮痛薬のほとんどはこの働きを持っていますよ。なので下痢の場合なら整腸剤、下痢止めの薬で、便秘の場合なら便秘薬!症状の程度に合わせて痛みが始まったら早目に服用しましょう。ただし!!月経前症候群として「プロスタグランジン」が原因ではない場合、逆効果になってしまう場合がありますから注意してくださいね。例えば、生理が終わってからも下痢が改善しないで、辛い症状が続く場合は、別の原因が考えられるので、一旦薬は中止して、消化器科、内科、婦人科などちゃんと受診してくださいね。薬は長期間服用すると、サプリや漢方と違って身体に負担もありますから!


漢方は効果ない?

効果が無いとは言いませんが、薬と比較すると即効性はありません。なので整腸剤や下痢止めなど、薬は応急対策として使用し、身体に優しい漢方やサプリなどでPMSそのものを緩和するといった対処法がベストかな?実際、市販されている漢方薬ですと、「桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)」は過敏性腸症候群にも効果がある漢方です。

身体を温める作用も強いので、下痢や便秘を繰り返したり、お腹の痛みが強い人向きです。また「真武湯(しんぶとう)」は体から余分な水分を出す効果があり、下痢によいとされる漢方です。さらに「五苓散(ごれいさん)」は体内の水分の循環を改善するので下痢のほか、頭痛や嘔吐、吐き気などにも効果があるそうです。そしてPMS症状全体の改善も考えて漢方を選ぶ場合は、「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」などがあります。ただ、漢方薬は最初のうちは副作用として下痢を引き起こす場合もあるので、そういった心配がないサプリメントもとてもお勧めですよ!


生活習慣でのPMS下痢対策

まずはお腹を温めること!お腹を温めることは「プロスタグランジン」による子宮収縮や自律神経の乱れによる下痢に有効です。温めると緊張していた胃腸周辺の血管や神経がリラックスし、血行が良好になって神経の刺激が落ち着くことで苦痛が軽減するんですね。具体的には生理前にお腹にホッカイロなど温熱シートを貼ったり、腹巻を使ったり、またお風呂に関しては必ず湯船につかり、熱めのシャワーをお腹に当てるなどです。そして生理前はおしゃれをちょっと保留にしてとにかく温かい服装をしましょう!
そしてもちろん、温かい飲み物を飲んでお腹の中から温めましょうね。


食事はどうすればいいの?

PMSでの下痢がひどい時は、胃痛も伴う事も多いため食事受け付けられない人もいます。ここで一番怖いのが脱水症状になってしまうことです。まずは一口づつでもいいので水分はこまめに補給しましょう。そして症状が少し治まってきたら消化吸収しやすい食事を摂りましょう。おかゆ、半熟卵、プリン、柔らかく煮た野菜など。また薬ばかり飲むと胃が荒れてしまう可能性もあります。下痢対処法として下痢止めなど薬も必要ですが、やはりPMSは症状全体の改善を考えるべきでしょう。漢方は副作用で逆に下痢が加速する人もいますので、そんな心配のないサプリも有効な生理前に起こるPMSの改善法としてありですね。最近のPMSに特化した市販のサプリは、女性ホルモンに良いとされるチェストベリーなどのハーブやビタミンB群がたっぷり配合されているので、PMSを改善しつつ下痢症状も緩和される効果が期待できるかもしれませんね。

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